大学受験の英語長文のコツ「論理的読解」に必要な3つのポイント

コツ①トピックセンテンスを探す 「1パラグラフ・1トピックの原則」:
大学受験の英語長文では、1つのパラグラフ(段落)には、原則として1つのトピックが提示されます。このトピックが書かれたセンテンスを探すことが、論理的読解の第一歩です。先入観を持って英語長文を読むのはよくないですが、第1文に書かれていることが多いです。また、逆接のディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)の後ろに来ている場合は、特にその可能性が高いため、注意が必要です。

コツとしては、このトピックを、大学受験の英語長文の各パラグラフで見つけることができれば、それを繋ぎ合わせて読んでみるだけでも大まかな文章全体の流れを掴むことができます。

コツ②「抽象→具体の流れ」の理解:
大学受験の英語長文は、パラグラフ内で、「抽象→具体」の流れが確かに存在します。まず、多くの場合、そのパラグラフのトピックが抽象的な一般化された文章で最初に提示されます。しかし、それだけでは理解がし辛かったり、読者に正確に伝わらなかったりする可能性があります。そこで、筆者がその文章に説得力を持たせるために書いた、それが具体化された英語長文が、その後に続くのです。

コツとしては、このように、大学受験の英語長文は、下にいけばいくほど抽象的な内容から具体的な内容に話が流れていきます(もちろん、そうでない場合もありますが)。

これを私は、大学受験の英語長文の「抽象→具体の流れ」と読んでいます。

抽象的に提示されたトピックを、それだけ読んで理解できたなら、特に設問になっていない場合、具体化された部分に関しては、最悪読まなくても先を読み進めることができます(もちろん、全ての文章を読むことが基本中の基本で、王道の読み方です。「最悪」読まなくてもいいというだけで、読み方に緩急をつけて全ての文章を読むようにしてください) 。

大学受験の英語長文については、このコツである「抽象→具体の流れ」を掴むことができていれば、訳せない(単語や内容がわからない)文章が出てきたときに、内容を推測したり、そこを読まずに文章の流れを追い続けたりすることがより容易になります。

この「抽象→具体の流れ」は、後述するディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)に着目することで、さらに掴みやすくなることでしょう。

コツ③ディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)への着目:
ディスコースマーカー(Discourse Marker)(接続詞・副詞(句)・前置詞句)とは、文と文との論理的関係を示す言葉のことです。筆者は、このディスコースマーカ―(接続詞・副詞(句)・前置詞句)を適宜配置することで、わかりやすく、自分の主張を理解してもらい、納得してもらおうと考えています。

ですから、ディスコースマーカ―(接続詞・副詞(句)・前置詞句)を学ぶということで、書き手の主張を汲み取ることができるようになります。ディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)を意識して、常にパラグラフの論理構成を考えながら、次はどんな展開になるのかを予想して大学受験の英語長文を読んでいくことが求められているのです。

ディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)のうち、特に重要なものはおおよそ次のように類型化できます。

1. 逆接:but/however/Yet/on the contrary/in contrast
逆接のディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)のあとには、筆者の主張や強調している内容がきやすく、特に重要です。コツとしては、Butなど、この逆接のディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)が大学受験の英語長文中に登場したら、〇で囲むなど印をつけておくようにしましょう。

2. 具体化:for example/for instance
②で説明した「抽象→具体の流れ」を追う上で、鍵となるディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)です。筆者が何を述べようとしているのか見失わないように、このディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)の前に展開されている内容をしっかり掴んだ上で、その後の内容を読み進めていきましょう。

3. 言い換え:in other words/that is to say
2.で述べた具体化と似ていますが、この「言い換え」のディスコースマーカー(接続詞・副詞(句)・前置詞句)は、抽象度が同じレベルで、内容が言い換えられるという点で異なります。コツとしては、大学受験の英語長文の場合、わかりやすく言い換えられている場合が多いので、言い換えられた内容はしっかり掴みましょう。

4. 因果:so/therefore/That is why/as a result
結論・まとめの文章が後ろに続きます。コツとしては、大学受験の英語長文問題のうち、内容一致問題で、この因果関係がきちんと掴めているかを問うてくることが多いので、何を根拠として筆者があることを主張しているのかなど、因果関係はしっかり掴みましょう。

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